ウインズ平阪Official Blog

平阪は、お爺ちゃんが始めた米屋の2代目である父、
平阪孝一の息子として1958年この世に誕生しました。

商売してると家族そろって出かける事は難しく
数えられる程度で、いつもお盆かお正月だったような気がします。

こちらはお盆の白浜旅行！

写真の左端が父、右から4人目車の上に座ってる一番チビが平阪、
平阪の下はお姉ちゃん、平阪の右はお母ちゃん、父の右が上のお姉ちゃん、
そして右端は父の弟で、その子供達（従兄）もいます。

こちらはお正月に行った、
和歌山市の、今は無き丸正百貨店屋上での写真です。
撮影はお姉ちゃんだったのかな？


毎日一生懸命に重い米を運び、家族を支える父と母
そして得意先の皆さんのお陰で、
平阪は何不自由ない幼少時代をすごせました。

なのに高校時代には！（＾＾；）

左から２人目！髪の毛にパーマをかけ、
偉そうにポケットに手を入れてるのが平阪です。

また成人してからも音楽に反対だった父とは
商売の方針などでもぶつかり喧嘩ばかりしていました。

そんな父がデビューの1年前1985年に他界！
お葬式に駆け付けた周りの人から聞くと、
いつも父は「米屋もいつまで続けられるか解らんし、佳久（平阪）には音楽で一発当て貰い、
カバン持ちでもできればいいなぁ～と思ってる」と言ってたらしいのです。

また、ヤマハのPOPCON関西四国大会があった大阪厚生年金会館にも、そっと見に来てたようで、
父の愛情も解らず心無い言葉をぶつけて来た事を悔みました。

こんな馬鹿な平阪にもかかわらず
幸せがいっぱい詰まった道を歩いて来れたのは
沢山の方の支えと天国から守ってくれる父がいるからだと感じています。

そんな気持ちを込めた曲が「道Ⅱ」です。

　　道Ⅱ
作詞：ウインズ平阪
作曲：ウインズ平阪
編曲：平阪佳久＆金城真左志
唄：ウインズ

ピカピカのランドセル　れんげ畑を通った道
逆上がりが出来なくて　泣きべそかいた道
お母ちゃん着せてくれた　浴衣汚してかき氷
お父ちゃんの肩車　嬉しかった夏祭り

いつしか素直な気持ち忘れて迷い道
自分の事しか見えず生意気言った道

幾つもの道を歩いて来たけど
一つ一つがこの僕を育ててくれた道

夢に向かって頑張れと　いつも厳しい先生が
涙浮かべて見えなくなるまで　手を振ってた卒業式
顔合わすたび口げんかして　逆らい続けたお父ちゃんが
僕に隠れて陰から見てた　バンドのコンテスト

誰かに誇れるような人生じゃないけれど
みんなのお陰で幸せ詰った道でした

楽しい記憶も　苦い思い出も
一つ一つが今僕の大事な宝物

愛をくれた人　夢をくれた人
沢山の人の支えで歩いて来れた道
本当に有難う。

明日日曜は朝8時～8時30分放送
FM大阪851「ウインズの情熱サンデー」です。

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